眠り猫のひとり言

泡のように湧いてきて消えていく

こっちの八百屋とむこうの八百屋

郊外の私鉄の駅から、

住宅街方面へ100m。

片側1車線だけど、

交通量はそこそこある道路の、

 

こっち側と、

むこう側に、

 

八百屋さんがある。

 

 

共通点は、

 

3坪くらいの小さな店舗で、

同じような野菜を扱っていて、

40代の男性が一人でやっていて、

どっちも愛想が悪い。

 

 

違うところは、

 

こっちの八百屋は、

野菜を入荷した段ボールに、

そのまま入れっぱなしで、

店内店外に並べている。

 

値札も、

段ボールの端にマジック書き。

 

客が入ってきても、

お兄さんは闇に溶け込むかのように、

店の隅に潜んでいる。

 

 

それに対して、

むこうの八百屋は、

 

野菜によって、

配置や台の角度を変え、

値札も分かりやすくはっきり。

 

季節に応じて、

自前の果物でフルーツかき氷、

冬はいも天や鯛焼きを売り、

小さなイートインコーナーも設置。

 

お客がくれば、

ちゃんと出てくる。

 

 

さて、

どっちが売れてるでしょう。

 

 

なぜかこっちの八百屋さんなんだよね~。

 

闇に潜んで、

段ボールで売ってる八百屋さんの方に、

いつもお客さんがいる。

 

きちっと感あり、

清潔感あり、

工夫ありの、

むこうの八百屋さんに、

お客の姿はない。。

 

 

きちっと、

清潔に、

工夫を凝らして、

読まれるブログを作ろうと思っている私は、

 

 

深く悩むのであった。。

 

 

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